今年も残り僅かとなりましたね。テレビのコマーシャルでも初詣関係が増えてきて、いよいよ気持ちも高ぶってきました。
パパ、今日は何年?
今日は2019年だよ。
じゃぁ、明日は何年?
明日も2019年だよ。
じゃぁ、その次の日は何年?
ってな感じで、長男もやっと年を越える事を少しずつ理解してきたようです。
昨日は「除夜の鐘」の成り立ちを記事にしましたが、本日は「初詣」の事を調べていきます。
では、さっそくいってみよぉー。
皆さん、子育てしてますかー!
こんばんわ、迷答座布団ブログの運営をしている ざぶ(@meitou_zabuton)です。
わたしは40代でひとり親(シンパパ)になり、手探り状態のほぼワンオペで2人の子育てを行っております。
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その為か、子育てに対して独自の視点により迷答な体験談やお役立ち情報の発信を勝手に行うこととなりました。
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本日の迷答は「【初詣】子供に教えたい初詣の作法【マナー】」をお話していきます。
初詣とは
初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事。昨年の感謝を捧げたり、新年の無病息災や平安無事などを祈願したりします。「詣」とは、「社寺をお参りする、参拝する」という意味です。
豆知識として、お年玉の記事で出てきた「大歳神様」は正月に各家にやってくる神様で先祖の霊とみなされる事もあります。初詣は「氏神様」に参拝する事で同じ地域に住む人々に祀られた神様となります。
初詣の歴史
元々は「年籠り」と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神神社に籠る習慣でした。やがて大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今の初詣の原形となりました。
江戸時代末期までは、氏神神社に参拝したり、居住地から見て縁起の良い方角にある社寺へ参拝(これを「恵方詣」と言います)したりといったことが行われていました。
この様に、江戸時代末期までは「決まり」に従った参拝で行われていました。
明治時代に入ると人々の休日が三が日に集中し鉄道整備が行われた為、行楽も兼ねて信仰のある社寺や有名社寺へ足が向かうようになったとされます。さらには各鉄道会社の集客競争の為の宣伝合戦とサービス競争も過激化された事により、人々の関心は地域から全国へと向いていきました。
大正末期以降は、鉄道会社が熾烈な競争の中で自社沿線の神社仏閣をめいめいに恵方であると宣伝し始めたため、「方角にこだわらない」初詣が正月行事として定着しました。
初詣はいつまで?
初詣の期間は色々ありますが、早目がいいでしょう。
一般的には、「元旦の午前中」が好ましいですが、三が日までです。もし間に合わなければ「松の内」までに行きましょう。「松の内」とは正月の飾りがある間で、関東地方は1月7日(人日の節句)、関西地方は1月15日(小正月)となります。
それでも行けなかった人は旧暦「立春の前日」にあたる2月3日(節分)までに行きましょう。以降は季節の変わりになりますので、来年に期待を膨らませましょう。
初詣の作法
神社の参拝作法
鳥居は外界と聖域の境界線を表しますので、鳥居をくぐる前に衣服を整え、軽く一礼をします。参道を歩くときは真ん中を歩かないで、人の流れに沿って右側か左側を歩きましょう。
お清めの作法は、まず右手で柄杓を持ち左手を清め、次に左に持ち替えて右手を清めます。再び右手に持ち替えて左の掌で水を受け、柄杓に口をつけない様口をすすぎます。もう一度左手に水をかけたら、両手で柄杓を立てて柄の部分に水を流し、元の場所にふせて置きます。
注意として二拍手の時に両手をきっちり合わせないでください。本来の作法はずらして拍手をして、祈る時に手を揃えます。手をずらすのは、神と人がまだ一体になっていないことを表し、拍子を打つことで神を招き、掌を合わせることで神人が一体になるのだとか。
拝殿にある鈴は、その音によって邪気を払い、神様を呼ぶとされています。鈴の音を神様に奉納する意味もありますので、できる限り鳴らすようにしましょう。
神様に真心を捧げるしるしとしてお賽銭を入れ、二拝(深いお辞儀を2回)二拍手(拍手を2回)一拝(もう一度深いお辞儀)の作法で拝礼。会釈をしてその場をあとにします。
お賽銭の意味は「お願いを聞いてもらうためのお金」ではなく、「日々の感謝の気持ちを込めた供物」になります。神様への感謝の気持ちを忘れずに、乱暴に投げ入れず、丁寧にお納めしましょう。
いきなりのお願いごとではなく、去年一年の感謝をまずはお伝えしましょう。お願い事は欲張ってたくさんせずに、一つだけにすることが大切です。
神様の領域である神社を去る時には、最後に鳥居をくぐる前に身体の向きを変えて、神社の方向に軽く会釈をしてから境内を出ます。ここでも感謝の気持ち、敬虔な気持ちを忘れないようにしましょう。
寺院の参拝作法
寺院と神社の参拝作法はとても似ていますが、一部違う部分もあります。寺院の山門は神社でいうと鳥居にあたります。世俗世界と聖域の境界なので、参拝の時には山門前で合掌をして軽く一礼してください。
お寺の参道は真ん中を歩いても構いません。ただし、敷石の上を歩くのはマナー違反とされるので注意してください。
手水舎で手と口を清めます。清め方は神社と同じです。お寺によっては手水舎がない所もありますが、その場合はそのまま先に進みます。
鐘を撞くことが許されているようでしたら、ぜひ撞きましょう。鐘を鳴らすのは仏様へのご挨拶です。ただ、お寺によっては参拝者が鐘を撞くことを禁止している所もありますので、事前にしっかり確認しましょう。
寺院によっては本堂の前にお線香を焚く香炉があり、お線香の香りによって仏様をもてなします。用意されている場合は献香し、煙で体をさすって身を清めましょう。(お線香の本数は宗派で決まりがある場合を除き、通常は1本で構いません)
お賽銭を捧げ、鰐口などの鳴らし物があれば鳴らします。その後、目をつむり両手を合わせて合掌をし、頭を下げて祈ります。この時、できましたら数珠を持っているといいですね。神社へのお賽銭は「日頃の感謝を込めた供物」ですが、寺院へのお賽銭は「自分の欲を捨てるためのお布施」という形です。
捧げ物の意味合いが強い神社に対して、寺院へのお賽銭は「修行の1つ」という区分になります。寺院の賽銭箱は「賽銭」ではなく「浄財」と書かれたものが多いのは、こういった理由から来たものです。
寺院は仏様のいらっしゃる場所です。そこにお邪魔したのですから、帰る時にも畏敬の念を持って挨拶するのが筋。山門から出る時には、本堂に向かって合掌一礼をするようにしましょう。
それでは本日の子育てはここまでとさせて頂きます。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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ざぶ(@meitou_zabuton)
それでは、明日も素敵な一日をお過ごしください。
おやすみなさい。
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