皆さん、子育てしてますかー!
こんばんわ、迷答座布団ブログの運営をしている ざぶ(@meitou_zabuton)です。
わたしは40代でひとり親(シンパパ)になり、手探り状態のほぼワンオペで2人の子育てを行っております。
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その為か、子育てに対して独自の視点により迷答な体験談やお役立ち情報の発信を勝手に行うこととなりました。
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本日の迷答は「【問題児】ある意味問題児ではあるが、真の問題児ではなかった」をお話していきます。
4時間も「すねた」問題行動
さて、長男は小学校で問題行動を起こすようになり、担任の先生から問題児扱いをされるようになりました。
自宅でもそうなのですが、感情の起伏が激しいと言いますか、自分の気に入らないことがあるとすぐにうつむいてしまい、自分の殻の中に籠ってしまうのです。
始めは色々な対処を探していたのですが、ある時わたし自身に置き換えてみると、その行動はある程度かまってちゃんになっている所があったため、こうなってしまっては逆にほっとく方が長男のためでもあると思い始めたのです。
そのため、自宅にて長男がすねてしまった場合は、よほどの重大な事をしていない限りほっとくことにしているのです。
そんな先日に仕事中に小学校から着信がありました。
おかげさまでさほど忙しい時間帯ではなかったので、急いで小学校からの電話に出てみると
今日はちょっとひどくて、6時間中4時間、授業を受けてないんです
と、普段なら1時間ほどらしいのですが、どうやら今回は4時間もすねていたらしいでのす。
というか、聞いた瞬間
4時間もすねてるとか、すげぇー(笑)
と思ってしまったのにちょっと反省しています。
詳しく聞いてみると、担任の先生は「長男に何があったのかわからないけど、ずーっとうつむいていたまま」と言っておられて、どうやら長男がすねた原因がわからないようでした。
そりゃぁそうでしょう、長男口が堅いので何があってもわたしたちも聞きだすのに苦労します。
ただでさえ先生は他の子もいるので、つきっきりで長男から話を聞きだすことなんで絶対に無理なはずです。
問題行動の原因
とはいえ、ほっとくわけにもいかず、帰りたくないと言っているので母に連絡すると言って電話をきりました。
実はこの日、長男はそろばんの日でした、時間的にそろそろそろばんの場所に付くころのはずだったため、母はそろばんの場所で待機していました。
しかし、わたしから電話を受け、事情を聴くと長男を小学校まで迎えに行ってくれることになったのです。
それから数十分後、母から電話があり
今帰ってきて、今日はそろばんお休みしました
これから事情聴取を開始します
と、長男の保護とこれから長男とゆっくりと話し合うということなので、お任せにすることとしました。
仕事が終わり、帰宅したのですが、母からも長男からも報告がありません。
ですので、さっさと次男をお風呂に入れてしまい、上がってきてから長男に
何か言うことはないんか?
と聞いてみると、あるとの事で、座らせました。
しかし、長男はヘラヘラ笑いながら身体をくねくねとして言い方を考えながら
あのー、えーっと
と話す態度ではありませんでした。
ですので、一喝入れてみると、やはり涙をこらえながらうつむいてしまったのです。
普段ならほおっておくのですが、今回は重大事項になるので、話を進めさせました。
以前であれば、おそらく小一時間はかかってたであろう長男の話しはじめですが、これも成長でしょうか、話すのを促したら涙声ですが話し始めたのです。
今回の内容を聞いてみると、一限目と二限目の間の休み時間に中庭で遊んでいたみたいです。
遊んでいたのに夢中で、二限目に間に合わず先生に怒られたのがきっかけで、すねてしまったそうです。
二・三限目はすねて終わり、四限目は普通に受けたそうなんですが、こいつバカなんです。
給食の後の休み時間にまた中庭で遊んでおり、五限目に間に合わなかったそうです。
学習能力なさすぎ・・・。
もちろん、先生に再度怒られ、二度目なのできつく言われたらしく、五・六限目をすねて終わり、さらには帰宅まですねて拒否をしていたそうです。
つまりは、先生に反抗していたってことになるため、先生が長男に聞いても答えるわけありません。
問題行動ではなく、知らなかっただけ
さすがにちょっとわたしも開いた口がふさがらなくなり、言葉を考え始めました。
ここで、先生と同じ遅れたことを咎めたとしても、先生が咎めているため長男にとってさほどの効果はなさそうです。
では、そんなことですねるなと言っても、こればかりは長男の気持ちがあるので言ったところで何にも効果は生れません。
となると、長男の行動を肯定化にするしかないと感じました。
おそらく、長男は否定されると反発したくなる感情を強く持っているのかもしれません。
しかし、力の強い大人たちから否定されるため、反発方法が幼いためすねるということしかできないのだと思います。
では、長男の行動を肯定してみようと考えたわけです。
とはいえ、全てを肯定すると間違った教えになりますので、ポイントを探ってみました。
すると、あるではありませんか!
こんな方法、わたし自身よく思いついたもんだと思いました。
そこで長男に向かって
もったいなくないか?
と聞いてみました。
おそらく、長男は考えていた言葉と違った言葉がわたしから放たれたため、明らかに困惑した顔になっています。
だって、よく考えてみなさい
長男がすねてる間、長男は何もできないんだよ?
長男がすねてる間に休み時間何回あった?
その時間まったく遊べないってことだよ?
お友達と遊ぶことは良いことだと思う
学校でしか遊べないしね、勉強なんて一人でもできるでしょ?
だったら、一回ごめんなさいと言っておけば、長男の得にしかならんよ?
それに、長男がすねてる間お友達は長男のことどう思う?
もし、長男がそんなお友達が居たらどんな気分になる?
それも、すねてたら長男の損でしかないからね
と、損得を交えて長男が遊びに夢中になったことを肯定しました。
さらに極めつけは
先生は集団行動を教えないといけないから怒ったの
先生は怒らないといけなかったの、仕事だからね
と、先生も肯定することに成功しました
長男は涙を流すことも忘れたかのように聞き入っていたのです。
長男が問題児ではなく、長男はすねると損をする、と言うことをただ知らなかっただけでした。
逆に、すねれば優しくしてくれたり、かまってくれたりと、長男の勘違いな得だけをみていたので、すねていたのです。
損得勘定はお金の感じが強く、けっこう毛嫌いする方が多いのですが、べつにお金だけのものではありません。
子どもながらに、自分に都合の良い方を取る考えも損得勘定になります。
その損得勘定を子どもに諭していくのも親の徳育ではないでしょうか?
それでは本日の子育てはここまでとさせて頂きます。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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ざぶ(@meitou_zabuton)
それでは、明日も素敵な一日をお過ごしください。
おやすみなさい。
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