皆さん、子育てしてますかー!
皆さん、保育園の登園はどうやってますか?
わたしは毎日車で送っています。
もちろん、親であるわたしが保育士さんに直接今日の子どもの状況を報告する意味も含めてです。
やはり、保育士さんとは密に連絡を取らなければ子どもの状況把握はお互いに難しいですよね、違った意味でも密になりたいなんてのは内緒ですが。
こんばんわ、迷答座布団ブログの運営をしている ざぶ(@meitou_zabuton)です。
わたしは40代でひとり親(シンパパ)になり、手探り状態のほぼワンオペで2人の子育てを行っております。
※詳しくはプロフィールをご覧ください。
その為か、子育てに対して独自の視点により迷答な体験談やお役立ち情報の発信を勝手に行うこととなりました。
もしよろしければ、「あんた座布団一枚!」と思って頂けると今後の活力になりますので、よろしくお願いいたします。
本日の迷答は「【送迎バス】保育園の送迎バスで痛ましい事件がありました【保育園側の問題】」をお話していきます。
保育園の送迎バス
さて、オリンピックが盛り上がっていますが、我が家の子ども達は他のテレビが見れないと盛り下がっています。
おかげで、わたしはニュースを見る時間が増え、ニヤニヤしておりますが、そんなわたしを見ている子ども達はやたらとわたしに絡んできます。
色々な知識が付き始めてきた7歳児の長男、言葉の意味を理解しはじめしっかりとコミュニケーションが取れるようになってきた5歳児次男。
やっかいでしかありません。
そんななかでなんとも痛ましいニュースが飛び込んできました。
保育園送迎バス内で5歳児死亡、気温上がり熱中症か
福岡県中間市中間の私立双葉保育園で、駐車中の送迎バス内に一人でいた園児5歳が意識がなくぐったりとしているのを園職員が発見した。
園児の母が帰りのバスから子どもが降りてこないため保育園に問い合わせ、園職員が施設内を探したところバス内で発見、車内にはバッグもあり、バスは登園用だった。
当時バスを運転し園児を乗せたのは園長一人であり、聞き取りに対して「降りたと思っていた」とのこと。
となると、園児は6時間以上もバスの中に一人でいたことになり、車を持っている方ならすぐに分かりますが、この時期ならば車内はかなりの熱が籠っている状態ですので、結果熱中症でも低温火傷でもなんでもありそうになります。
まずは、亡くなった園児の方にお悔やみを申し上げます。
そもそも、上記の事より大きく三点の事から、保育園側の園児への対応が疑問でしかない事になっています。
三つの過失と園長の思惑
一つ目、園長一人でバスの送迎がおかしすぎます。
保育園児を乗せて運転するのであれば、決まりはないとしても運転手以外に園児を見守る方が必要ではないでしょうか?
ほら、クレヨンしんちゃんのバスの送迎でも運転手さんと保育士さんが必ずセットになっていますよね?
国民的アニメのクレヨンしんちゃんで意識ついているはずの、送迎バスですが、それを園長一人で行う時点で、園児よりコスト優先されている状況ですよね。
二つ目、「降りたと思っていた」発言。
「降ろした」ではなく「降りた」と言うことは、バスの乗り降りは園児が自主的に行っていたわけで、見守っても居ない気がします。
万が一、保護者の前では見守りを行ったとしても、状況的に考えて保育園側では見守っていないと言うことでしょう。
これは園児に聞けばすぐわかります。
さらに、「降りたと思った」と言うことは、見守りもしかりですが、バス内の確認も行っていない事であり、この時点で園児への配慮が全くされていません。
5歳と言えば年中さんで、しっかりし始めているのは確かです。
ですが、乗り物の乗り降りに関して見守りや確認を行わないのはいかがでしょうか?
三つ目、園児が保育園に登園した時の連絡確認。
バスの送迎はあくまでも送迎ですよね、では休みの子もいるはずです。
毎日同じ子が乗り降りするわけではありませんので、登園した子の確認が必要なはずです。
しかも、このコロナ禍ですから園児の体調管理も最悪朝の体温や咳の状況の確認をするのが感染拡大防止の指標ではないでしょうか?
それすら行っていない、もしくは行えない状況となり、確実に保育園の運営に何かしら問題があるとしか思えません。
もし、バスに乗る前に行うのであれば、唯一の園関係者の園長が園児の担任の保育士に連絡するのが普通ですよね?
だって、園児を見るのは園長ではなく担任の保育士だからです。
それがなされていないとなると、報連相がおろそかな状況と言わざるを得ないでしょう。
送迎バス支援の見直し
以上の三点から、おそらくこの保育園は営利優先か、もしくは経営困難な状況と考えられます。
保育園は結構園長の独断場が多いらしく、職場改善を遂行しない方が一部いらっしゃると言います。
Twitterなんかで保育士さんのツイートを見ていると、結構悲観的が多いのと、保育士さんは結構若い方が多いらしく、虐げられることもあるそうです。
また、厚生労働省のwebページによると、平成16年4月から平成21年11月までに発生した保育施設における死亡事故例で認可保育所で19名、認可外保育施設で33名となっています。
[具体的な死亡事例]
(認可保育所)
・廊下に置いてあった本棚の中で熱中症で死亡
・園庭で育てていたプチトマトを食べ窒息死
・河川敷、プールで園外活動中溺死
・帰宅中に川の増水により溺死
・園舎屋根からの落雪により園外活動中死亡
・午睡中等の死亡(SIDS、SIDSの疑い、病死、原因不明)
(認可外保育施設)
・浴室で溺死
・園外活動から帰園後の車内で熱中症で死亡
・園外保育中の交通事故により死亡
・午睡中の死亡(SIDS、SIDSの疑い、病死、原因不明)引用:厚生労働省webページ
ほとんどの案件が、保育園の管理状況が問題視されているようです。
保育園児の年齢は下は0歳から年長で6歳児です。
今回亡くなった方は5歳児であり、魔のイヤイヤ期が終わり言葉も理解できるようになり、行動範囲も増え始め、さらに興味が湧いてきて自分でやりなんでもやりたがる時期です。
とはいえ、自分で自分をコントロールできるわけでもなく、善悪をしっかりと把握しているでもなく、自分の興味にひた走りする時期でもあります。
こんな時期に子を預かるのは大変ではありますが、大人側の報連相や見守り確認などを怠るとは、いったいどういった神経の持ち主なのでしょうか?
後から取ってつけたような、いかにも体裁を重んじた運営状況をこの園長さんは謝罪中に話をされていますが、おそらく誰も信じないでしょう。
約1ヵ月前の6月28日に千葉県八街市の八街の路上でトラックが電柱に衝突し、徒歩で下校中の児童の列に突っ込み、2人が死亡3人が重軽傷を負う事故がありました。
この事故を受け、政府は7月9日には臨時スクールバスを政府が支援し、全国導入も検討すると、びっくりするくらい早い対応を見せてくれました。
ですが、上記のようなバスの送迎の中での死亡事件が起きた以上、この際に各保育園に対してしっかりとした視察を入れてほしいものです。
今後、このようなことが無いよう切に願うばかりです。
最後にわたしの勝手な考えですが、今回の事件は園長の故意的な意図がチラチラと見えてきました。
それでは本日の子育てはここまでとさせて頂きます。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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ざぶ(@meitou_zabuton)
それでは、明日も素敵な一日をお過ごしください。
おやすみなさい。
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