皆さん、子育てしてますかー!
皆さん、将棋指してますかー?
わたしは、指してません(笑)
子ども達が自ら聞いてきたら指してるくらいですね。
こんばんわ、迷答座布団ブログの運営をしている ざぶ(@meitou_zabuton)です。
わたしは40代でひとり親(シンパパ)になり、手探り状態のほぼワンオペで2人の子育てを行っております。
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その為か、子育てに対して独自の視点により迷答な体験談やお役立ち情報の発信を勝手に行うこととなりました。
もしよろしければ、「あんた座布団一枚!」と思って頂けると今後の活力になりますので、よろしくお願いいたします。
本日の迷答は「【大偉業】将棋・藤井聡太3冠おめでとうございます【マインドコントロール】」をお話していきます。
大偉業の始まり!
さて、まず本日2021年9月13日、偉業の話が飛び込んできました。
「史上最年少 藤井聡太3冠 誕生!!」
素晴らしいです。
おそらく、今後この記録を塗り替える方は早々と現れないかと思います。
将棋のプロは奨励会~プロになるのが通例で(異例の方もいらっしゃいます)、奨励会の入会の時は大体が6級あたりからになります。
ちなみに奨励会とは、ざっくり言えば、将棋のプロになる学校みたいなものです。
もちろん、実力世界ですので、いきなり奨励会3級入会もありますが、奨励会入会までに3級くらいの実力者となれば、相当の頑張りやおそらく注目度が高い方です。
ちなみに、長男にも聞かれたのですが、将棋は級があり次に段となります。
弱:10級~1級 ~ 初(一)段~九段:強
このようになっており、プロ棋士と呼ばれるのはプロの方が認めた四
ちなみに、20級~を考えているかたもいらっしゃいますが、おおよそは10級からの方が多いです。
で、以前このブログでもわたしなりの価値観で20級からの将棋を掲載をしていたのですが(今は削除済み)、20級から~13級までは基本的に駒の動かし方を覚えると言ったもので、12級がルール的なもので、11級が礼儀作法と言った感じで紹介させてもらいました。
もちろん、人によっては前後する場合もありますが、10級は駒の動きとルールが分かり、将棋で一番重要な礼儀作法を理解して将棋を指せる方の事だろうと思っています。
そこから、戦法や駒組などを覚え、1級づつ強くなっていきます。
しかし、この考え方はプロの方が認めたのではなく、色々なところでレーティングなどを通したアマチュアの段級となります。
となると、プロの方が認めた6級の実力とは、、、、おそらくアマ四段~五段ではないかと言われています。
アマ四段や五段となると、地方の将棋大会で優勝や準優勝と言ったかなりのつわものとなります。
そ、こ、が、、、プロに「なるため」の入り口である奨励会6級です。
わたし自身、15~20年前にネットで将棋倶楽部24をやっていましたが、最高位で1級でした。
わたしが将棋を始めたのも18歳くらいで、10年ほどやっていたのですが、それでもアマ1級です。
わたしがアマ四段になるには、そこから10年以上はかかるでしょう。
そんな奨励会6級に藤井聡太3冠は今から9年前の10歳の時に入会されています。
異例の速さ
藤井聡太3冠が奨励会に6級で入会して近い級の方としのぎを削っていくのですが、プロの四段になるのに、約4年しかかかっていません。
奨励会には年齢規定があり、満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれない場合は原則退会となります。
その年齢規定に引っ掛かり、プロを辞めざるを得ないかたも多々いらっしゃいますが、藤井聡太3冠の場合は10歳で入会し、プロ四段になったのが14歳となります。
ちなみに、藤井聡太3冠が将棋を始めたのが5歳とのことですので、わたしと比べるのもおこがましいのですが、わたしが5歳で始めるとなると、アマ1級になったのが、将棋を始めて10年近くで、アマ四段を目指すならそれから10年と見積、25歳・・・、奨励会に入会できる6級が25歳とか、、、すでに年齢規定で引っ掛かって入れもしません。
5歳で将棋を始めた藤井聡太少年は経った5年でアマ四段、そして経った4年でプロ四段になったのです。
でも、藤井聡太プロが藤井聡太3冠になるには、ここからがスタートなのです。
プロになってから参加が認められる年一回の棋戦で8大タイトルがあります。
「竜王・名人・王位・王座・棋王・叡王・王将・棋聖」
皆さんご存じの8大タイトルです。
ちなみに、今回のタイトル戦の叡王戦は出来て間もない棋戦ですので、トップ棋士の方でも取られていない方が大多数です。
以前は叡王戦が無く、7大タイトルといわれ、そのすべてを総なめしたのが羽生善治九段となります。
で、藤井聡太3冠はその8大タイトル中、王位・叡王・棋聖を保持されたのですが、そこまでの道のりが、プロ四段になってから経ったの5年です。
将棋を覚えてから経った14年で将棋界を牽引する方になったのです。
偉業以外なんと言えるでしょう。
そんな藤井聡太3冠は2ヵ月前に叡王戦の前に王位・棋聖の2冠を防衛したため、規定として最高位の九段に昇り詰めています。
もちろん、最年少での九段です。
パラリンピックの自転車ロード女子タイムトライアルで金を取った杉浦佳子さんは「最年少記録はもう作れませんが、最年長記録はまだ狙えます」と有名な言葉がありますが、だれもがうらやむ最年少記録を総なめにしたのが藤井聡太3冠ではないでしょうか。
大人物
将棋は単純なルールであり、シンプルな戦いの為、だれでも指すことができますが、強くなるには知識だけでは補えません。
豊臣秀吉が部下に薦めたのが囲碁であり将棋でもあります。
人が治世を行うには、武士の力だけの世ではなく、礼儀作法をはじめとした様々な知識を習得し、考え、それを実行する行動力が必要だと教えたのです。
将棋を始めたころは、友達と勝った!負けた!と言い合うだけでしたが、知れば知るほど自分の指し手に疑問が起こり、負けよりも後悔が降って湧いてくるのです。
そのつど、メンタルがやられ、将棋を指すのが段々と怖くなった覚えがあります。
強くなればなるほど、心の弱さをあらわにされるのです。
今日のミヤネ屋で藤井聡太2冠と宮根誠司さんが対談を行っていましたが、宮根さんが
「悔しい思いして、家に帰って壁を激しく叩くとか、そんなイメージ全くないんでけど」
と、いつも沈着冷静でいられるコツを聞き出しました。
すると、藤井聡太2冠は
「そういうことをすると、対局に負けたという損失がさらに拡大してしまうような気がするので、悔しい気持ちはあるんですけど、それをなんとか抑えて次につなげられるようにと思っています」
宮根さんは「そこが大きな違いで、なんやねんあいつと思わないようにするってことですね」と深入りしてみると
藤井聡太2冠は「負けたことを逆にそこからしっかり反省して、何とかプラスにすることがやっぱり大切かなと思っています」
と締めた瞬間、宮根さんは首を垂れ「ありがとうございます、教えを請いました」と、藤井聡太2冠と宮根さん39歳差ではありますが、二人のやり取りが年齢で見てしまう方が愚かであり、二人が大人物だと言うことがとても理解できました。
「負けることの方が得るものが多い」という諺がありますが、成長に当たってはとても重要な言葉だと思います。
しかし、藤井聡太3冠はこれから負けてはいけない勝負が続くため、今後は「負けて得られるものは何もない」と言われるのではないでしょうか。
いみじくもそのような発言が表れた時こそ、藤井聡太3冠が大人物になったのだと思えます。
うちの子らもこんなこと言ってくれんかね~~~。
それでは本日の子育てはここまでとさせて頂きます。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
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ざぶ(@meitou_zabuton)
それでは、明日も素敵な一日をお過ごしください。
おやすみなさい。
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